2012年4月13日金曜日

まだまだ終わらない。

4月の頭、台風並みに発達した低気圧が接近する中、P.RHYTHMの撮影がはじまった。

ライダーのNJ君とカメラマンのKUWAさん、社長の木村さんと山に上がる頃には雨足も強くなってきていた。


室内での撮影を済ませた頃には更に降りは激しくなり、シークレットポイントでの撮影を早々に済ませ撤収。

蕎麦処まえだへ。

そして2日目、気象庁も外出を控えるように忠告する中、撮影がスタート。

前日の雨は雪に変わったものの、風でほとんどのリフトがストップ。

身動きが取れなくなった。

しかし、その中でも何カットかは残していく。

カメラマンのKUWAさんはさすがだった。

日程が決まっている中、その時の限られた状況の中、良いものを残していく。

撮影の難さを痛感した2日間だった。

そして次の日、風はおさまり、雪はトップシーズンに逆戻り。



止まっているリフトも多い為、静かな場所を存分に堪能。



その幸せな時間は、3日間続き、僕らを癒してくれた。

そして八方パーク最終日、3D地形好きが集結。

大いに盛り上がりを見せていた。



そして風が変われば海。



しかし今シーズンは近年まれにみる積雪量。

まだまだ僕の冬は終わらない。

2012年3月28日水曜日

山日和。

一昨日この時期にはまれな良質パウダー。

そして昨日は快晴。絶好の山日和だった。

カメラや必要な装備、食料を持って栂池に向かった。

駐車場に着くと、白馬のライダーたちが次々集結。

皆それぞれのルートを頭に入山していく。

ゴンドラに乗り、ロープウェイを乗り継いで裏ヒヨに向かって出発した。


トラバース気味に進みその後は尾根沿いをゆっくと奥へ奥へと進んでいく。

天気が良く、風もほぼ無風。

歩いていて本当に気持ちよかった。


そして到着。





恒例のじゃんけんでは見事に勝利。

ファーストをいただくことに。

GoProを装着してみんなの歓声の中ドロップ。

最初はツリーを絡めて様子をうかがう。

斜度も落ち着き全開で踏んでいく。

複雑な地形が本当に楽しかった。

かなりのロングライン。

自分のラインを思う存分見れるのも、ファーストの特権。


この沢。とんでもない。

あまりの雪質と地形の面白さに、みんな笑顔が絶えなかった。


その後、乗鞍方面に登り若栗を落としていく。

またもやじゃんけんに勝利。

若干クラスト気味だったが、選べばここもかなりの良質パウダー。

大満足の中、最高の一日が終わっていく。

ただひとつ心残りなのは、自分のスプレーがカメラについてほとんど写っていなかったこと。


しかし本当に良い一日だった。


一緒に登ったヒデ君、フセ君、コウスケ君、トンちゃん。

ありがとうございました。

2012年3月26日月曜日

怪物開放。

朝6時、目覚ましよりも先に目が覚めた。

前日のからの降雪量は50オーバー。

深すぎる雪に備えて186の怪物を開放。




雪かきも早々に済ませ、ゴンドラに向かった。

物好きが集まる中、至福の一日のスタート。

そしてパウダーに突入した瞬間。


軽い!そして深い!


186の怪物は水を得た魚のごとく別次元のスピードを体感させてくれた。

誰も追いつけない。

本日八方最速だったのは間違いないだろう。

合流した友人も、一本滑り終わると消えている。

お気に入りのラインをファーストばかりいただいていった。

セントラル、スカイライン、咲花ツリー。

どこも極上だった。

最後の一本、シーズン初めから行きたかったが雪の付きがいまいちだった場所に向かった。

数年前、師と仰ぐ鈴村新くんから教えてもらった彼のお気に入りのライン。

ゴンドラから丸見えの面ツル。

身の引き締まる思いでラインを刻む。

そして振り返ると一本だけのライン。

色んな思いがこみ上げる中、大満足でゲレンデを後にした。

この時期にこのコンディション。

最高でした。


2012年3月25日日曜日

海・山。

ここ最近は白馬でも雨が降ったりと、春らしい感じになってきた。

海に行く回数も徐々に増えて、それはそれで充実している。

一昨日も胸くらいのFUN WAVEを堪能。


そろそろ気持ちも切り替えの時期かと思っていた矢先、冬に逆戻り。

今日は朝からコルチナに向かった。

朝の情報では上で20センチ。

期待はしすぎず、用意をはじめた。

ビーコンのスイッチを入れ、ザックを背負う。


出発しようとしたその時、グローブが無い、、、、、。


数秒固まった後、初レンタルを心に決めて車を後にした。

早速インフォメーションの方に尋ねると、小物のレンタルは無いとのこと。

本日二度目の絶望感を抱きながら素手でスタート。

リフトからみていると、明らかに30オーバーはある降雪量。



気分が復活し始めてきた。

そしていつものラビット。

ドロップした瞬間、深すぎて進まない。

こんな状態は久しぶり。

スピードを上げてトップシーズンさながらのスプレーをあげる。

今日はそんな最高の一日だった。


手の冷たさを除けば。


しかし、そんな中たまたまリフトで一緒になったお兄さんと話していると、なんとグローブを貸してくれるらしい。

しかも今持ってる。

なんてタイミングなんだ!

神様に会い、さらにエンジンは加速。

昼間で存分に楽しみ、帰路につく。

そして今さっき昼間のお兄さんからメール。

今度お店に蕎麦を食べにきてくれるとのこと。

なんていい人なんだ。

人との出会いは大切に。

明日は八方。

186の怪物で暴れまわります。







2012年3月22日木曜日

ブログ再開。


 3月のはじめ、腰を強打して動けなくなった。

山へ行けば激痛で別人のような滑り。

対象物がやわらかければと海へ向かうが、当て込むたびに激痛。

気持ちも病みはじめたころ、恵みの雪。

痛みで数本しか滑れなかったが、思わず笑ってしまう。

そんな雪だった。

2012年2月11日土曜日

GoPro試し撮り。

  先週の金曜日、体調が劣悪の中この面ツルを求めてコルチナに向かった。


 
動画の完成度は低いが、この天気、雪質、状況。


伝われば幸いです。



2012年1月30日月曜日

コルチナ黄金ルーティーン

ここ一週間は毎日パウダー三昧の日々を過ごしていた。

新規開拓の乗鞍をはじめ、八方でも遂に炸裂!

途中赤いウェアの人に追いかけられながらも存分に楽しめた。

そして今日はSIDECARオーナーの新美さんファミリーと忠内君が白馬に到着。

八方パークに行こうか迷った末にコルチナヘ。

日に日に増していくコルチナヘ続く道の壁。

思ったより期待できそう。



ゆっくりと用意を済ませ、リフトに乗車。

そしてまずはコースの急斜面。


ツルツルの一枚バーンは極上。


みんながおかしなテンションになっていく。

その後もタイミングをずらして面ツルを堪能。



忠内君。


純さん。



こんな場面も。


そして未開の地を散策。



おなかが空いたのでブレイク。



天気も回復。


もう一滑りの後の癒し。



最後はここのルーティーン。


みんなが楽しんでくれて本当に良かった。

最高に気持ちよくて、楽しい一日でした。

みなさんありがとうございました。















2012年1月18日水曜日

プチトリップ。

今日はホームゲレンデの八方を離れ、赤倉へのプチトリップ。

妙高付近の雪の壁はかなり高い。

朝一、SIDECARのライダーでもある原山拓也くんと合流。

最高の一日がはじまった。

深すぎるため一日寝かせていたという雪。

その極上の雪を探しに奥へ奥へと入っていく。


旧ゲレンデの面ツル



途中休憩もはさみながら更に奥へ。



すると魅惑の地形が姿をあらわす。



興奮を抑えきれない。

そして、ドロップ。



視界が悪くなればこんな面ツルツリーも。



この地形もたまらない。



そして相変わらずうまい。



昼過ぎまで面ツルばかりを堪能。

今回は時間が無かったが、アフターのローカル温泉がかなり良いらしい。

今度は余裕を持って遊びに来ます。

拓也くんありがとうございました。

2012年1月6日金曜日

パーフェクト。

 一昨日の雪で雪崩の危険性が高い為昨日は上がクローズしていたコルチナ。

 今日は期待に胸を膨らませ車を走らせた。

 到着するといつもの顔ばかり。

 ホワイトボードに書かれた降雪量は80オーバー。

 嫌でも期待は膨らんだ。

 一本目はいつものツリーへ落とす。

 かなり深い‼

二本目からは友人と合流して大バーン。

 裏。

 キノコ畑。

 サーフィンコース。

 2時前まで滑っても食べきれなかった。

 乗鞍側から帰ってくる時の最後の緩斜面。 パウダーの上を板のニュートラルポジションに乗って棒立ちで滑っている時、言いようのない幸福感に包まれた。

 ヒデくん、フセくん、サトルくんありがとうございました(^^)

2012年1月4日水曜日

大人の楽しみ方。

年末、八方にて極上のパウダーを当て、大晦日には日本海にてサーフ。

至福の時を過ごしていた。

SUMIさん。




河口。

お世話になっている蕎麦屋も少し落ち着き、今日は2012年の初物をいただきにコルチナに出かけた。

前日は上のリフトが動いていなかったため、どこも面ツル。

しかしとにかく人が多い。

コルチナに通いだして5年になるが、一番の混み合いかもしれない。

コルチナ終わったな~。

なんて声も聞こえてくるが、まったく問題はなかった。

オープンバーンは避け、一本目からツリーに落としていく。

二本目もツリー。

ラインが気になったので、すぐに自分のシークレットへ。

面ツルに自分だけのライン。

いつもと何も変わらない。

まだ地形が残っている所も多く、テクニカルで面白い。

リフトで自分のラインを見ながら物思いにふける。


ノートラックを何本かいただき、リフトに行列が出来るころには車で帰り支度をしていた。

まだまだシーズンは始まったばかり、あせらずゆっくりこんな大人な楽しみ方もわるくない。