2011年12月24日土曜日

MANTARAY 始動。

今シーズンのNEWボード、GENTEMSTICK MANTARAY。


昨日の朝、予想に反して八方では下で5センチ程の積雪。

ダブルピンで暴れまわる予定だったがMANTARAYのテストをすることにした。

しかし、ゴンドラをおりるとツルンとした斜面が飛び込んできた。

タイミング良く上のリフトも動き出し、早速乗車。

見た感じはそんなに積もっていない様子。

まずはピステンバーンで足慣らしをしてパウダーに突っ込んでいく。

その瞬間、当たらない!

風で程よくパックされたパウダー。

一本でその日一日を幸せな気分にさせてくれる。

MANTARAYがすばらしい板であることも再確認。

そして今日はピステンバーンを満喫。

明日からの降雪に期待。

2011年12月22日木曜日

シーズンイン。

12月16日に仕事を終え、サーフィン中心の生活からスノーボード中心の生活へシフト。

引越しに追われる中、初滑りは20日に八方でということになった。

例年ならこのタイミングでテンションが上がり始めるのだが、なかなかエンジンがかからない。

前日になり、予定を確認すると、赤倉観光という案が浮上してきた。

白馬とは明らかに違う積雪量。そして、10年振りの赤倉でのシーズンイン。

自然と気持ちが高ぶってくるのを感じていた。

赤倉に到着すると、予想以上の降りに更にテンションが上がる。

板の選択は極めて重要だったが、SPEED MASTER。こいつに決めた。

SIDECARオーナーの新美さんをはじめ、ライダー、スタッフ、お客さん、そしてP.RHYTHMの社長木村さんも合流して、一日がスタート。

原山拓也君の案内で滑りはじめた一本目、僕の心はその一本に完全に持っていかれた。

スノーボードが心から楽しいと思える瞬間。

その日のコンディションに心から感謝した。

その後も僕は、まだ地形の残るシーズンはじめのゲレンデの虜だった。

そして大満足で一日が終了。

休む間もなく白馬に向かい次の日に備えた。

そして昨日は日本海でのシーズンイン。

海には物好きが集結していてとてもフレンドリーな雰囲気で楽しむことができた。

そして今日は八方でのシーズンイン。

まだまだゲレンデのコンディションは良くないが、満足の一日だった。

クリスマス寒波に期待しながら、ワックスを十分に浸透させて、暴れまわる準備を着々と進めていこう。

2011年9月4日日曜日

旅の記録

 4月の上旬、早々に山を降りた僕は南半球の楽園に向かっていた。
空港に着くと一人の男が近づいてきた。

この旅のキーマン。
そしてなぜか流し目のこの人と合流。

サーファーズを散歩。



MARKETS



BBQ



このシェアハウスに滞在。

次の日は朝からファクトリー周り。



大物と遭遇。



そして観光も堪能。スプリングブルックス。




4月14日には誕生祝もしてもらった。


その後Noosaに移動。

久々にムキムキ男にも再会。




次の日は魅惑のビーチへ。



初 岩ゲットを体験。



更に観光。



釣り。



チャコ。



楽しすぎる旅はあっという間で、また次の旅が待ち遠しくなる。

そして最後はやはりこの男をパチリ。



TOMOYA君、みんなありがとう。


2011年3月25日金曜日

ブログ再開

 東日本大震災の後、レジャー産業の自粛の流れや度重なるメディアの報道、身近な人の事故など、色んなことが重なってテンションを維持するのが困難になっていた。

自分に出来る事は何なのか?自問自答の日々を送っていた。

滑りに行く気にもなれず、メディアに釘付けの毎日は僕自身の心や体も蝕んでいった。

しかしそんな中、強烈な寒波の知らせが届く。

部屋の中からしんしんと降り積もる雪を見ていると、力がみなぎるようだった。

もちろん滑りたい気持ちは強かったが、それよりもレジャー産業の衰退、日本全体が元気がなくなってしまうようで心配だった。

僕ら現場の人間は楽しむことで、その気持ちを連鎖させていければ。

そんな気持ちだった。

久しぶりにゲレンデに行くとあまりの人の少なさに愕然としたが、いつもの顔は集結していた。

みんな各々の考えのもと集まってきているのは顔を見れば一目瞭然だった。

そして、久しぶりのPOWDERはみんなの心を癒してくれた。

最高の時間を提供してくれた八方にいつも以上に心から感謝した。

次の日はコルチナ、そして乗鞍若栗、八方無名沢。

POWDERを追いかける日々は本当に幸せだった。

これはコルチナ国際【ウサギ】




振り返れば前のターンのスプレーがまだ残っている。

良質のPOWDER。



この入り方が好きだったりする。

そして一緒に滑っていたTOMOKI君の快心の1コマ。




撮っていて気持ち良かった。


これからも自問自答の日々は続く。

自分の出来ることを少しずつ。

みんなが笑顔になれる日を願っています。

2011年3月11日金曜日

コルチナ散歩

 昨日からの降雪は八方で30センチ程。しかし風の影響を考慮して今日はコルチナヘ。

大正解だった。

ここ最近の雪とはまったく違う、トップシーズンに戻ったようだった。

少し外人が減った気もするが、相変わらずの大盛況。

なじみの顔が集結していた。

しかし今日はコルチナ散歩。一人でゆっくり滑り始めた。

競争率の高そうなところはなるべく回避。

静かな場所へと入っていった。

ターンするたびに上がるスプレーは誰が見ても良質な雪であることを物語っていた。

するとみるみるうちに天候も回復。

癒しに必要なものがすべて整った。

静かな林の中からオープンバーンへ。

途中友達と合流。さらに楽しさが増した。

最後の2本、いつもタイミングの合わないヒデ君と遂に合流。

シークレットポイントに案内してもらい極上のPOWDERをいただく。

本当に最高だった。

その後みんなが帰宅。

僕はというと、おかわりを求めて再度シークレットポイントへ。

コルチナ散歩は究極の癒しと極上のPOWDERで幕を閉じた。

明日は八方の状態も気になる。

久々に186の怪物で暴れまわるのもわるくない。

2011年3月4日金曜日

割れまくり。

 先週の土曜日、白馬栂池高原スキー場にてSplit Boardのイベント『割れまくり』が開催された。

最近うわさのSplit Board。 協賛メーカーも多数参加。

興味があったので参加することにした。

ホームゲレンデの八方と違いユーザーの年齢層がやたら低い栂池はカラフルなウェアで溢れていた。

目をチカチカさせながらゴンドラに乗り込もうとすると目を疑うような長蛇の列。

結局会場に着いたのはスキー場到着から1時間半後だった。

会場に着くと周りとは明らかに違うマニアックな集団が大人な盛り上がりをみせていた。


各メーカーから展示用、試乗用の板も集結。

中でもMoss SnowstickのYASUさんの板はこだわりに溢れていてとても興味深かった。

自分で切ったと言うその板は、パーツの位置から独自の軽量化までYASUさん好みにカスタムされていた。

まさに大人の遊び道具。



いくつか試乗させてもらったが、意外と違和感無く乗ることができた。

山での可能性を更に広げてくれるSplit Board。

好奇心をくすぐるいいイベントだった。

2011年2月24日木曜日

八方WASHBOARD

 ここ最近は高気圧に覆われっぱなし。

日本海もサイズが上がる様子も無く、八方の上に望みをかけた。

歩き始めて1時間程、ガラガラ沢はギッタギタ。

無名沢も風で飛ばされかなり堅そう。

しかし唯一癒してくれたのが天気。



絶景だった。


もうしばらく行くと正面に怪物が姿を現す。



不帰。

数日前にJeremy Jonesが付けたラインがはっきり残っていた。

興奮しながら更に奥へ。

そしてWASHBOARDにおとすことに。

滑り始めはかなり堅く苦戦したものの途中良質のPOWDERにも遭遇。





楽しめた。

スキー場とは違い自然の地形そのまま。

あまりのスケールに思わず止まってしまう。



帰りの湿雪POWDERも僕らを癒してくれた。

TOMOKI君ありがとう。

また行きましょう。

2011年2月22日火曜日

INTER STYLE

 2月15.16日横浜で開かれたINTER STYLEに行ってきました。

各メーカーの来期のアイテムたち。

色んなアイディアの宝庫でとても楽しかった。




僕はお世話になっているショップSIDECARの手伝いや、P.RHYTHMブースでウロウロしていました。







こんな場面も。



そして毎年恒例のプチ同窓会。



来期もまた楽しみ。

2011年2月15日火曜日

至福の時

 朝起きると外は久々の快晴。

八方に登るかコルチナか、贅沢な選択肢だった。

結局コルチナに向かい朝一のリフトに並ぶことにした。

前日のクローズ情報を聞きつけ、なじみの顔が集結してきた。

やがてリフトが動くと各々のラインチェックがはじまる。

するとツリーの中から歓喜の声が聞こえてくる。状態は良いらしい。

急いで板を装着して落とすラインを模索する。

林の中に決めた。

ワンターンで分かる良質のPOWDER。

積雪も申し分ない。一日寝かせたおかげで程よい密度の雪。

間隔の広いツリー。

最高だった。

しかしそんな日は競争率も高く、他の人の心理の先を行く必要がある。

数本状態の良いのをいただきその後はシークレットポイントへ。

そしてドロップした瞬間歓喜の声が響く。

見渡す限りの面ツルオープンバーン。

想像力を全快にしてラインをきざむ。

まさに至福の時。


その後もPOWDERはなくならず、クタクタになるまで楽しませてもらった。

帰りの車、程よい疲労感と充実感でとても心地よかった。

明日明後日はインタースタイルの為横浜に移動。

外の雪を見るとなんとも複雑だが、楽しんでこよう。

2011年2月14日月曜日

クラッシュ

  昨日からの積雪量は下で20センチ程。

期待に胸を膨らませ、八方のゴンドラに並んだ。

少し密度の濃い雪。

底当たりしない事を祈ってスタートした。

上での積雪は3~40。

踏みすぎると底当たりするが、スピードを上げれば問題は無い。

いつものお気に入りの場所をハイスピードで楽しむ。

しかし、そんな中に落とし穴が潜んでいた。

一番の急斜面、POWDERで埋まったこぶの頂点に当てながらのライディング。

気持ちよさにうっとりしながら滑っていると次の瞬間僕は頭を下にして宙に浮いていた。

きっとゴンドラからはおもちゃの様に転がるさまが良く見えただろう。

2~30メーターの滑落。

ここ数年では一番派手なクラッシュ。

ゴーグルとニットははるか上に置いてきぼり。

しかし奇跡的に壊れている膝にとどめは刺さずにすんだ。

そして上に行くと極上のパウダーのお出迎え。

人生はやっぱりプラマイ0。

明日は一晩寝かせたコルチナへ。

極上なのは間違いない。

僕の場合はプラスがリードかな。

2011年2月10日木曜日

FUN WAVE

 昨日の朝、ホームの白馬を離れ日本海へと車を走らせた。

冬型の気圧配置も緩み、風も弱い。このタイミングを外すわけにはいかなかった。

一時間程走ると海が見えてきた。

予想以上のコンディションに胸が高鳴る。

とりあえずいくつかのポイントをチェック。そしてあるポイントに的を絞った。

面は良く、胸肩セット頭くらいのタラい波。

大好物を目の前にいつもなら駆け足で入水する所だが、駐車スペースにあるのはすべてローカルの車。

様子を伺いながらゆっくりと準備を始めた。

すると、止まっていた車から知り合いが出てくるのを発見。

ローカルの組長ことミサオ君だった。

ミサオ君は本当に良い人で、ローカルの方たち一人ひとりに僕を紹介してくれた。

そして、無事入水。

サイズはそこそこあるが、厚めでテイクオフはかなりイージー。

フェイスも広くイメージを膨らましてくれるとても楽しい波だった。

久しぶりの好物に笑顔が絶えない。

もちろんローカルリスペクトは忘れずに、FUN WAVEを堪能。

途中、白馬でBCガイドをしている市川さんとも遭遇。

やはり好きな人は集まってきます。

3時間程楽しみサイズが下がってきたところで終了。

大満足の一日だった。

ミサオ君、ローカルの方たちに本当に感謝です。

また癒されに行こう。

2011年2月8日火曜日

講習会。

二月の始め、ホームゲレンデの八方を離れ、僕は群馬にいた。

JAN(日本雪崩ネットワーク)が開催している雪崩講習会に参加する為だった。

最近山に入る事が増え前にも増して危険回避について学びたくなってきた。

普段自分達で出来る範囲のトレーニングには限界があり、この講習会は本当に有意義な時間だった。

中でも、滑走中に他のグレープが雪崩にあったと想定したトレーニングは本当に為になった。

その他、状況に応じたルート決定や、積雪観測・テスト。

学ぶ事が多く、奥深さを改めて実感した。

この先、山に入る機会は更に増えることは間違いない。

学ぶ姿勢を忘れず、更に奥へと入って行きたい。

2011年1月29日土曜日

白馬乗鞍BC

 昨日の朝、起きて外を見ると思っていたより風が強い。

積雪量は下で10センチ程。

八方、栂池共にゴンドラストップ。

風の影響を考慮して標高の低い白馬乗鞍をチョイス。

若栗北斜面。


滑り始めて少しするとかなり開けた沢に到着。

するとその瞬間光が差し、木漏れ日が沢を照らしとても神秘的な光景。

美しさに身震いしながら夢中で楽しんだ。

いつもは風の影響が少ないというこの場所。

昨日は少し風の影響をうけていたが、斜度、雪質共に好きな感じでとても楽しめた。


外はすでに20センチ程の積雪。

八方が全面リセットすることは間違いない。

ワックスをはがし、久しぶりに186の怪物を解き放ってあげよう。

2011年1月26日水曜日

栂池BC

 最近降りの浅いゲレンデを離れ、栂池バックカントリーへ。

林の中へゆっくり足をふみいれていく。

登りはじめて1時間程するとまったく音の無い世界。

そして魅力的な斜面が無数に広がっている。

もうしばらく登りピークハント。




ヒヨドリ南斜面にドロップ。

そしてベストなコンディションを求めて奥へ奥へ。



帰りは東斜面の沢に落として行く。



ゲレンデとは別世界。

地形も豊富で一日堪能しました。

2011年1月23日日曜日

パークオープン

 今日八方ではハイカスケードパークがOPEN.

フリーライディングが好きなボクもとりあえず見に行ってみた。

今年で4年目のハイカスケードパーク。

見た感じかなりクオリティの高いパーク。

レイアウトもおもしろい。

今日は時間が無くOPEN前に帰宅。

平日にゆっくり楽しもう。

2011年1月21日金曜日

暴走族

 今日は連日の雪も落ち着き、上で30くらいのPOWDER。

底あたりしないようにスピードをあげて面で踏んでいく。

想像以上の朝一。

楽しめました。

そして、いつも通り10時にコーヒー休憩。

そこで林道暴走族と合流。

彼らはスノーボードクロスの練習の為、ほぼ毎日林道レースを開催。

今日はそんな彼らを後ろから見学させてもらった。

ガチンコ勝負の為、全員ヘルメット着用。

林道に行くまでもわざわざ不整地を選ぶドMっぷり。

林道に入ると、そり立つきれいな壁には見向きもせずに最短ラインでかけぬけて行く。

最初は壁で遊びながら見ていた僕も、いつの間にか参戦。

みんなのライン、滑り方、それぞれ特徴があって面白かった。

こんな日がたまにあっても楽しいな~。

2011年1月20日木曜日

サービスタイム

 今日も八方は昨日に引き続き強風の為ゴンドラ運休。

上のリフトもすべて動かず歯がゆいスタート。

キレイなピステンバーンを気持ちよく流しながら期待に胸を膨らます。

すると、風も強いのになぜか上のリフトがOPEN。

一日寝かされたパウダーが風に飛ばされ、DEEPな吹き溜まりができている。

斜面によって雪質が違いおもしろい。

良い場所はほとんどファーストで食い散らかす。

しばらくすると再び運休。

サービスタイム終了。

しかし連日のパウダーはありがたい。

今も外は雪。

この降り方、明日も期待できそう。

2011年1月18日火曜日

DEEP

  昨日はホームゲレンデの八方を離れコルチナヘ。

前の日に上のリフトが動かず2日分の降雪量。

リフトから自分のラインを模索する。

林道から落とした瞬間明らかにいつもと違う感覚。

深すぎる! 

メーター以上のDEEPPOWDER.

おもいっきり踏み込んだ瞬間ダブルオーバーのスプレー。

最高の1日の始まり。

朝は人が多い為、ラインが増えてきたところで林の中へ。

とても静かな空間に極上の面ツルパウダーが潜んでいた。

ちょうどいい間隔のツリー。

至福の瞬間だった。



SIDECARオーナーの新美さん。




みんな最高のコンディションに興奮しっぱなし。

またやりましょう。