2011年2月24日木曜日

八方WASHBOARD

 ここ最近は高気圧に覆われっぱなし。

日本海もサイズが上がる様子も無く、八方の上に望みをかけた。

歩き始めて1時間程、ガラガラ沢はギッタギタ。

無名沢も風で飛ばされかなり堅そう。

しかし唯一癒してくれたのが天気。



絶景だった。


もうしばらく行くと正面に怪物が姿を現す。



不帰。

数日前にJeremy Jonesが付けたラインがはっきり残っていた。

興奮しながら更に奥へ。

そしてWASHBOARDにおとすことに。

滑り始めはかなり堅く苦戦したものの途中良質のPOWDERにも遭遇。





楽しめた。

スキー場とは違い自然の地形そのまま。

あまりのスケールに思わず止まってしまう。



帰りの湿雪POWDERも僕らを癒してくれた。

TOMOKI君ありがとう。

また行きましょう。

2011年2月22日火曜日

INTER STYLE

 2月15.16日横浜で開かれたINTER STYLEに行ってきました。

各メーカーの来期のアイテムたち。

色んなアイディアの宝庫でとても楽しかった。




僕はお世話になっているショップSIDECARの手伝いや、P.RHYTHMブースでウロウロしていました。







こんな場面も。



そして毎年恒例のプチ同窓会。



来期もまた楽しみ。

2011年2月15日火曜日

至福の時

 朝起きると外は久々の快晴。

八方に登るかコルチナか、贅沢な選択肢だった。

結局コルチナに向かい朝一のリフトに並ぶことにした。

前日のクローズ情報を聞きつけ、なじみの顔が集結してきた。

やがてリフトが動くと各々のラインチェックがはじまる。

するとツリーの中から歓喜の声が聞こえてくる。状態は良いらしい。

急いで板を装着して落とすラインを模索する。

林の中に決めた。

ワンターンで分かる良質のPOWDER。

積雪も申し分ない。一日寝かせたおかげで程よい密度の雪。

間隔の広いツリー。

最高だった。

しかしそんな日は競争率も高く、他の人の心理の先を行く必要がある。

数本状態の良いのをいただきその後はシークレットポイントへ。

そしてドロップした瞬間歓喜の声が響く。

見渡す限りの面ツルオープンバーン。

想像力を全快にしてラインをきざむ。

まさに至福の時。


その後もPOWDERはなくならず、クタクタになるまで楽しませてもらった。

帰りの車、程よい疲労感と充実感でとても心地よかった。

明日明後日はインタースタイルの為横浜に移動。

外の雪を見るとなんとも複雑だが、楽しんでこよう。

2011年2月14日月曜日

クラッシュ

  昨日からの積雪量は下で20センチ程。

期待に胸を膨らませ、八方のゴンドラに並んだ。

少し密度の濃い雪。

底当たりしない事を祈ってスタートした。

上での積雪は3~40。

踏みすぎると底当たりするが、スピードを上げれば問題は無い。

いつものお気に入りの場所をハイスピードで楽しむ。

しかし、そんな中に落とし穴が潜んでいた。

一番の急斜面、POWDERで埋まったこぶの頂点に当てながらのライディング。

気持ちよさにうっとりしながら滑っていると次の瞬間僕は頭を下にして宙に浮いていた。

きっとゴンドラからはおもちゃの様に転がるさまが良く見えただろう。

2~30メーターの滑落。

ここ数年では一番派手なクラッシュ。

ゴーグルとニットははるか上に置いてきぼり。

しかし奇跡的に壊れている膝にとどめは刺さずにすんだ。

そして上に行くと極上のパウダーのお出迎え。

人生はやっぱりプラマイ0。

明日は一晩寝かせたコルチナへ。

極上なのは間違いない。

僕の場合はプラスがリードかな。

2011年2月10日木曜日

FUN WAVE

 昨日の朝、ホームの白馬を離れ日本海へと車を走らせた。

冬型の気圧配置も緩み、風も弱い。このタイミングを外すわけにはいかなかった。

一時間程走ると海が見えてきた。

予想以上のコンディションに胸が高鳴る。

とりあえずいくつかのポイントをチェック。そしてあるポイントに的を絞った。

面は良く、胸肩セット頭くらいのタラい波。

大好物を目の前にいつもなら駆け足で入水する所だが、駐車スペースにあるのはすべてローカルの車。

様子を伺いながらゆっくりと準備を始めた。

すると、止まっていた車から知り合いが出てくるのを発見。

ローカルの組長ことミサオ君だった。

ミサオ君は本当に良い人で、ローカルの方たち一人ひとりに僕を紹介してくれた。

そして、無事入水。

サイズはそこそこあるが、厚めでテイクオフはかなりイージー。

フェイスも広くイメージを膨らましてくれるとても楽しい波だった。

久しぶりの好物に笑顔が絶えない。

もちろんローカルリスペクトは忘れずに、FUN WAVEを堪能。

途中、白馬でBCガイドをしている市川さんとも遭遇。

やはり好きな人は集まってきます。

3時間程楽しみサイズが下がってきたところで終了。

大満足の一日だった。

ミサオ君、ローカルの方たちに本当に感謝です。

また癒されに行こう。

2011年2月8日火曜日

講習会。

二月の始め、ホームゲレンデの八方を離れ、僕は群馬にいた。

JAN(日本雪崩ネットワーク)が開催している雪崩講習会に参加する為だった。

最近山に入る事が増え前にも増して危険回避について学びたくなってきた。

普段自分達で出来る範囲のトレーニングには限界があり、この講習会は本当に有意義な時間だった。

中でも、滑走中に他のグレープが雪崩にあったと想定したトレーニングは本当に為になった。

その他、状況に応じたルート決定や、積雪観測・テスト。

学ぶ事が多く、奥深さを改めて実感した。

この先、山に入る機会は更に増えることは間違いない。

学ぶ姿勢を忘れず、更に奥へと入って行きたい。